今年に入り2棟の気密測定を行いました。東京都日野市の相当隙間面積は0.2(0.18)㎝2/㎡、東京都世田谷区の相当隙間面積は0.4(0.38)㎝2/㎡でした。

創業したころは、気密施工を終了した時点で行っていました。そして測定値が悪ければ、隙間が有ると思える場所を塞ぎ、再度気密測定を行いました。

近頃は、完成時に気密測定を行っています。気密施工が完了しても、配管や、給気口などを開けていない場合があり、本当の気密性能を知るのには完成時の住んでいる状態が望ましいと思います。

それで、気密が悪かったら取り返しがつきませんが、すべての建物が0.5㎝2/㎡以下に収まっています。

但し気を付けなくてはならないのは基礎断熱と床断熱を併用するような特殊な施工をする現場です。初めての窓を使用する現場なども注意が必要です。そのような現場は気密施工時に気密測定を行います。

今回2棟の気密測定の差は、K-WINDOWとYKK-AP330の窓にあると思っています。東京都世田谷区の現場は準防火地区で、防火認定取得の窓YKK-AP330になりました。

準防火地区で使用できる、気密性能の高い樹脂サッシの出現を期待しています。