新住協の技術資料(2013,5,25)に基礎断熱住宅の床下温度変化のデータがあります。
基礎断熱住宅の床下温度変化_福島

床下エアコンを暖房20℃の設定で得られたデータです。
温度低下は基礎外週+土間下全面断熱のほうが2℃前後少なくなっています。

このデータから土壌蓄熱のプラスメリットは無いといえます。
基礎工事中の神奈川県川崎市A様邸、約100㎡の建物基礎の熱損失を比較すると、
基礎外週断熱          19.159W/K
基礎外週+土間下全面断熱   13.046W/K
となり約3割熱損失は減少します。
地下水位の高い場所はもっと熱損失は大きくなると予測できます。

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基礎工事中の神奈川県川崎市A様邸では、基礎外週+土間下全面断熱で工事中です。今後居住中のデータを取り、基礎外週断熱と比べたいと思います。