空気は温度によって含む水蒸気の量が違ってきます。

温度が高いと水蒸気を多く含んでいます。例えば20℃の室内の空気1㎥が含む水蒸気は17,3gです。しかし10℃の空気は9,4gしか水蒸気を含めません。外気により冷やされたガラス面が10℃だとすると7,9gが水滴としてガラス面に付着します。

これが結露のメカニズムです。ちょっと冷えた部分があればそこが結露することになります。あちこちにカビが繁殖する理由がわかるというものです。

暖房をしていない浴室や洗面所、窓ガラス面、たんすの裏の壁、押入れの中などに温度差ができ、結露してカビやダニが発生しています。