2階床下エアコン送風スペースは建物外皮部車庫天井となっています
M邸の車庫天井内は、2階床下エアコン送風開始口が在り
冷温風だまりスペースとなります。
天井㎡数、約23㎡
建物の外皮となります。
硬質ウレタンフォーム保温板(断熱材)t=100mmを敷いています。
更に、天井野縁せいt=30mmを硬質ウレタンフォーム保温板t=30mmで同等とし
合計断熱材厚t=130mmとしています。
構造上、やむお得ない吊り木個所
断熱欠損部への断熱補強として、野縁間へ
硬質ウレタンフォーム保温板t=30mmを挾みこんでいます。
車庫天井内は、2階床下エアコン送風スペースが存在することが必須となります。
天井内は全て繋がっていなければならない…
つまり、直に桁梁躯体へ断熱材を固定することは出来ません。
2階床下エアコンを熱ムラなく機能させるには
必ず「空間」を開けることが重要です。
階下が屋外となるビルトインガレージ且つ建物外皮
更に床下エアコン送風拠点
大工さんは何層にも気密防水テープを
愚痴をこぼさず黙々と貼ってくれました。
2階床下エアコンを想定内
想定以上の機能発揮を期待したいと言う願があり…
見た目よりも機能を優先させている
気密防水テープの張り方であります。
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