「オタク」的な設計思想がハリマハウスです
M邸に防火樹脂サッシが21組、搬入されて来ました。
優れた性能を持つ窓を、出来るだけコストをかけずにお客様へ提供する。
これは弊社の貫いて来た方針です。
サッシの納品は基本的に搬入車両での受け渡し。
「車上渡し」で行っています。
現場内への間配り(この部屋の西側窓はこれ、と言った具合に窓を取り付け位置へ分別)は
私が行っています。
お客様へは、
優れた性能の窓しか提供をしたくはないのです。
これはハリマハウスの設計思想です。
建築体外皮は外張り断熱工法を採用していますが
窓台(構造体開口部下枠)へはデュポン社のフレックスラップを貼っています。
これは、防水性能向上を意図しています。
実物に触れたことがある方だとお判りかと思いますが
フレックスラップの表面は「しわしわ」です。
躯体の様々な形状へ対応可能な性質を持つものなのでこの面状がデフォルトです。
防火樹脂サッシ取り付け前に躯体窓台下部へ貼り
サッシ取り付け後にサッシまわりアングル部へ気密・防水テープを貼って
ここが気密の界面となります。
気密・防水テープを、しわしわな面状のフレックスラップの上へ貼る…
(無数のしわしわの谷部がストロー状でサッシ下部を潜り抜けてしまう…)
屋内への漏気個所となってしまう可能性も否めません。
しかし、フレックスラップはフレキシブルなブチルテープ
気密・防水テープを念入りに圧着することにより
問題は払拭出来ます。
意識することにより、一般論を越えることは可能です。
搬入されて来た防火樹脂サッシは
すぐに大工さんと共に全て設置しました。
床下エアコン冷暖気を例外なく熱ムラない様に区画全てへ送風出来る様に
アシストとして配置した送風機2基本体を取り付けました。
気に要らなかったので
昨日設置した本体4点吊りボルトを全てやり直しました。
昨日の設置位置では
熱伝導の不公平感が生ずると想像出来たからです。
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