相当隙間面積
一昨日、N邸の気密測定が行われました。
相当隙間面積
C値は0.3c㎡/㎡だったそうです。
N邸はビルトインガレージ・玄関天井
バルコニーの天井一部が外皮となり一般より外皮型状が複雑です。
目視が出来なかったり、作業を行なう為に手も入らない個所もあり
気密界面へ行なう気密処理にはかなり苦労しました。
断熱材やサッシなど、建材メーカーさんの設計思想はこれからもどんどんと高断熱・高気密化して行くことでしょう…
我々現場サイドとして出来ることとは、
「建物の隙間をなくす」
施工時に「隙間」となろう原理・個所をつぶして行くことです。
N邸全体へ行って来た気密処理は
(これで良しという自信があるものではなかった)
と言うのが正直な気持ちです。
ここN邸内で出来る限りのことは尽くしました。
C値0.3c㎡/㎡であった測定結果は
やはり大工さんをはじめとした各職方さんの協力があったからこそです。
我々 現場サイドが住宅の温熱環境に貢献出来ることとは
相当隙間面積を減らして行くことです。
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