蓄熱コンクリート打設

今日は、M邸の蓄熱コンクリート打設を行いました。

コンクリートミキサー車、ポンプ圧送車

現場前には大型車両が並びます。

今日のこの日

打設日を設定したのは、3週間ほど前でした。

ハリマハウス標準の基礎型状は
蓄熱式床冷暖房システム性能をより優位に発揮させる為
基本的には床下空間の無い
土間床基礎(逆ベタ基礎)を採用しています。

土間床基礎工事における配筋鉄筋・コンクリート打設総数量は、
一般ベタ基礎型状の数倍となってしまいます。

基礎外断熱に不利とされる土台への防蟻処置としての、
プロパンガスの炎による土台炭化、基礎天端の防蟻テープ貼り、ホウ酸水溶液塗布

鉄筋配筋、耐圧盤コンクリート打設、
土台敷きとそれと同時に行う防蟻処置

更に
排水配管、仮設足場組み立て…

これらの作業が円滑に行われる必須第一条件としては、
「降雨時なら中止」

降雨時には作業を延期せざるをえません。

作業工程作成で、最も重要且つ悩ましげな要素とは
「降雨時の作業延期」

つまり、
雨 降ったら作業停止
プラス 大型車両のキャンセル

(今日、雨降ってるからやっぱ明日もう一回来て)
そのように
こちらの都合には合いません

再手配の日程はよほど幸運であって
1週間後となります。

いわゆる「ドタキャン」をすると
その後の手配が
倍どころではなく
二乗的に工程遅延が発生してしまいます。

本日、天候だのみであっての当たり前の様な生コンクリート打設を行えたことは

ある意味

「奇跡」
でありました。