現場が見たい２

ご無沙汰しています。ハリマハウス橋本です。
前々回の記事で、「現場が見たい」と書きましたので、今回のタイトルは「現場に行ってきました」とするつもりでしたが、時間がとれず結局現場に行くことはできませんでした。
最近はとにかく図面の作成が中心となり、一日中デスクワークのため現場に行くのを楽しみにしていたのですが、仕事が忙しく断念しました。
私が現場で実際に構造を見たいと考えていたのは、以前にも書きましたが構造図を作るようになったからです。構造図を作るようになってから、さまざまな疑問が浮かびましたが、時間が無いこともありそのままにしておくことが多かったです。
ハリマハウスでは社内に現場監督がいて、職人さんたちも長い付き合いの方ばかりなので、設計事務所などと比べると作成する図面の数は少なくなる傾向があります。
ただ、図面をしっかりと作っておけば手違いが少なくてすみ、その結果として現場の負担を軽減できるので、図面は充実させる必要があると考えていました。
現場には行けませんでしたが、その代わりに別のスタッフが現場によく行って写真を撮ってきてくれるので、その写真を仕事の合間に見ています。
今回の家は、広い敷地に勾配の大きな屋根など、私が入社してから見てきた家とは違うところが多く、構造図を作成するのに苦労しましたので、図面では作成しなかった部分が写った写真を見ながら勉強しています。
それと同時に、現場を見てきたスタッフの話を聞いたり写真を見たりしながら、無事に家が建っていることに安心すると同時に、喜びも沸いてきました。かつて構造図を作成していた先輩が「上棟するまではドキドキする」というようなことを言っていた、その気持ちがわかるような気がしました。
上棟まであと少しというところまできた家の写真を見て、無事に家が建ったことを喜びながらも、やはり現場が見たいという思いが強くなりました。
現在、この家では壁や屋根に断熱材を吹きつける作業をしています。
ハリマハウスの家はその多くが外張り断熱工法で、今回の家も外張り断熱工法なのですが、今までと違う点として、さらに壁の中に発泡系の断熱材を吹く贅沢なつくりであることがあげられます。
これにより、構造部分は見れなくなってしまいましたが、この家にはまだまだ多くの見所がありますので、なんとか時間を作って現場を見に行きたいと思います。