設計(見習い)の仕事
公開日:
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最終更新日:2016/02/12
つれづれ
お久しぶりです。ハリマハウスの橋本です。
前回の記事で少し触れましたが、最近は工事で使用する各種図面(構造図など)を作成しています。
もうすぐ、入社してから1年経つので、いつまでも「工事図面はまだ作れません」ではよくないと考え、先輩にお願いして作成させてもらっています。
構造図などを作るようになって、今まではあまり意識していなかった家の構造が、だんだんと解ってきた気がします。
入社してすぐの頃は、平面図や立面図を作るときに、「ここの高さは何ミリ?壁の厚さは何ミリで作図すればいいのか」という形で質問していたのですが、現場を見させてもらったり、構造についても教えてもらい、仕事にも慣れてきて大まかな構造がわかるようになってきてからは、自分で考えたうえで「このような構造でいいのか」と質問できるようになりました。
このように「慣れて」きてからは、新しく平面図や立面図を作成する場合も、いつもと同じように作ればいいので、作図も早く出来るようになりました。
ハリマハウスは高断熱・高気密の住宅を専門としている為、それに適した工法としてツーバイ工法を使用することが多く、私が入社してから作図した住宅は10軒以上となりますが、この全てがツーバイ工法(2×4がほとんどですが、施主の要望で2×6を使用した家もあります)の家です。
しかし、いつもと違う構造で家を建てる場合もあります。
先日、お施主様の希望で国産の木材を使用した在来工法の住宅の図面を描いたのですが、いままで描いてきたツーバイ工法とは構造が全く異なる為、立面図を作図するだけで1日費やしてしまいました。
今までと違う規格や構造の為、住宅設計の入門書を読んだりインターネットで調べたりしながら、どのような構造になるのかを考えつつ作図をしていたのですが、実際に在来工法の住宅の現場を見たことが無く、想像がつかずに苦労しました。
最終的には入社当時のように「ここの高さは何ミリで作図すればいいのか」という形で質問して、作図することになってしまいました。
今回は在来工法を使用して家を建てるのですが、ツーバイ工法と同様に壁や床に構造用合板を使用して断熱性・気密性・耐震性を確保します。
この在来工法の家はまだご提案の段階で、今後どうなるかはわかりませんが、その現場で構造を見ることが出来ればと思っています。
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