地震について・・・
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ハリマハウス 関山です。
東日本大震災で、被害に遭われた方、心を痛められた方々、心よりお見舞い申し上げます。
まだまだ余震の残る 今日この頃 いかがお過ごしでしょうか?
まだまだ地震の心配の絶える事のない毎日、
また建築基準法の耐震基準に影響があるかもしれませんね。
というのも
過去、大規模な地震が発生する事に、建築基準法の耐震基準も変わってきた経緯があります。
つまり古い建物においては 法の基準が基本的に甘く、例えば、基礎を例にとると、現在においては当たり前のように鉄筋にコンクリートを硬化させた鉄筋コンクリート構造とする事が法定化され一般的ですが、昭和55年の頃にやっと鉄筋コンクリートとする基準ができ平成12年に法定化。現在、存在する住宅においても鉄筋のない無筋の基礎で施工されている家もあるかもしれません。
また
ここ30年以内に起きる地震の可能性としては
「東海地震」 87%
「東南海地震」 60%
「南海地震」 50%
とのこと。
つくづく地震大国である事を思い知らされます。
こんな時勢の中
近日地震発生後に地震に強い家という広告をより目にするようになりました。
様々な地震対策の手法がめいめい謳われています。
住宅に関する 耐震構造としては
一般的な建物全体で地震に立ち向かう耐震構造 積層ゴム等の装置を利用した免震構造 震動を吸収し、分散させる制震構造と様々です。
(後者2つの技術は横揺れに有効ではありますが、直下型地震(近年首都圏において想定されている地震は直下型地震とのこと)には有効とはいえません。)
またその他 構造以外の対策はたくさんあります。
地震の破壊は揺れによって その建物の弱点を見つけ その部分から破壊され最悪の場合倒壊します。
プランニングの段階で、バランスの良い壁の量、壁の配置、きちんと結露や湿気を防止し、材の耐久力を維持する。そんな事も凄く大切な事です。
中国を始め世界各国ではマグニチュード9.0の大地震でも倒壊しない日本の建築技術の高さに対しても感嘆の声があがっているとありました。
日本の建築物を見たあとにわが国の建築物を見ると、何もかもひどすぎることが分かると日本を評しています。
中国の首席情報官である韓暁平氏は、「日本国民の災害に対する冷静な対応は、われわれも学ぶべきだ。これほどの規模の地震でも、秩序を保ち、人を責めることがない。しかし、さらに重要なのはこれほどの地震でも倒壊による死傷者が非常に少ないことだ。これは日本の建築物の高いクオリティをよく表している」
これは法隆寺(約1400年前に創建された奈良にあるお寺。)を始め世界最古の木造建築を残した日本の風土の力でしょうか?
近年 景気、地震、原発問題、等 元気がないと言われていますが、
これからの元気な日本の再建のために少しでも貢献できたらと思っています。
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