長期優良住宅。
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長期優良住宅の認定を頂きました。
こんにちは。 ハリマハウスの関山です。今回は長期優良住宅について考えました。
その前に長期優良住宅って何ですか?という方もいらっしゃるかもしれませんので
簡単にご説明させて頂きます。
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」(2009年(平成21年)6月4日施行)は、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的としています。
要はヨーロッパでは当たり前に行われている事なんですが。既存のストックを活用し 長期的な時間に耐えうる優良な住宅を増やして行きましょうという政策になります。
その効果として
①スクラップ&ビルドが抑制され自然と廃材が少なくなり環境問題にも貢献できること。
②物が長持ちすれば個人だけでなく社会全体として住宅取得費の軽減になる。
③中古市場の後押し。(ストックビジネスの育成。)
というのが簡単な概要になります。
今回 長期優良住宅の認定書を神奈川県庁にて頂いたわけですが。
そして僕が考えた事ですが・・
認定を頂くにあたり何度となく県庁に通った分けですが、ちょうど前記の長期優良住宅の事とリンクして神奈川県は良い所だなぁとつくづく感じました。
というのも神奈川の県庁の辺りには赤レンガ倉庫や県庁を始め、古い年輩にあたる建物が多くあり
機能的にもリノベーションされ若い建物に負けんぞと威風堂々、若い建物以上に現在でも大活躍しています。(笑)
これは自分たちが居る場所への愛着。流行に流れるのでなく本当に良いもの知る事ができる力。古くなった歴史への敬い。そんな暗黙の了解が息づいているからこそできる街作りなんだろうと思います。
これだけ魅力的な場所なんだから人が集まるわけですよね。
と妙になっ得。
前にヨーロッパに行った時、自分達の住む場所に当たり前のように誇りをもっているという所に羨ましさを感じました。よく日本はアイデンティティーがないと感じてしまう大きな原因はこの建物との関係にも大きく関係があるのではないか?と今回考えさせられました。
また最近 東京でも中央郵便局の建替えでお茶の間を騒がせていましたが、残そうという気持ちが世論を動かしていた事が記憶に新しい出来事でもあります。
僕自身 古いものは何でも残せばいいとは思いませんが 残すべきものも確かにあると思います。残したいと思うものにはきっと理由があって そんな大事にされた気持ちを残していく事が今、大切な事なんだろう。
そんな事を感じながら 会社に戻るのでした。
長期優良住宅をお探しなら弊社まで!お気軽にご相談お待ちしています。
写真も撮ってきたのでアップします!
県庁です。
内装です。
共用廊下部分です。
県庁徒歩1分の建物です。ここは茶の本で有名な美術界の巨匠、岡倉天心生誕の土地とのことでした。ちなみに上記の本 聞いた話によるとあの3大建築家の一人フランクロイドライトも愛読していたそうです。
おまけでパリ、ルーヴル美術館です。IMペイのリノヴェーションがすごくステキです。この建物は1190年からリノヴェーションされ続け今に至るそうです。ご存知の方も多いと思いますが今も現役で大活躍中です。
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