東京都多摩市で建築設計事務所を開いているKさんが、ハリマハウスの蓄冷システムに興味を持ち訪ねて来られた。20年以上前から省エネルギー住宅に取組み、実践したノウハウを持っている方だ。
日射遮蔽と熱損失係数Q値は1.6(W/㎡K)位をクリアしている事を最低条件として、エアコンを使用せずしかもできるだけエネルギーを使わず涼しくする方法。
Kさんは給水配管を使う方法を考案し実践しているそうだ。配管は長くなるがランニングコストはまったくかからない。
蓄冷システムはソフトな輻射冷房なので、エアコンが苦手な方には最適のシステムになる。しかもランニングコストは昼間運転するエアコンよりも低く抑えられる。Kさんは「蓄冷システムで色々なバリエーションを考察してみる」と言い残し帰って行った。