東京都日野市の構造見学会に、全館空調をすでに導入されているお客様が見学に来られました。

20年ぐらい前に輸入住宅系の会社で新築し、木製サッシと全館空調器のリフォームを計画しているそうです。

木製サッシは塗装しないと、どうしても劣化して木部が腐ってきます。メンテナンスが重要ですが、なかなかできないようです。そこで樹脂サッシに全面交換したいそうです。

日野市の現場では、K-WINDOWを使用していますが、窓の寸法を自由に指定して作成してくれるのと、サッシ枠のツバが無い商品があり壁を壊さずに交換が可能です。

ダクト式の全館空調器を導入して20年、ランニングコストがかなり嵩むのと、ダクト内の汚れが気になっているようでした。

YUCACOシステムイメージ図

日野市の現場ではYUCACOシステムで全館空調する計画ですが、エアコン一台、熱交換換気一台と数台のパイプファンで構成され、それぞれが誰でも手に入る普及品なので交換やメンテナンスが容易です。

それに室内の給気側にはダクトをほとんど使用しないため、ダクト内の汚れを気にすることもありません。

断熱性能と気密性能をしっかりと確保して、快適で結露しない構造であれば建替える動機はかなり少なくなるはずです。50年、100年住み続けるために、大掛かりな設備は導入せず、メンテナンスが簡単で、交換も手軽にできる設備で構成しているYUCACOシステムに興味があるようでした。

弊社も新築工事で混み合っていますが、手が空いたらぜひお手伝いさせて頂きたいと思っています。